本学大学院生が、牛島商店街にてアートプロジェクトを実施しました。
「なくなっていく商店街の、閉店した商店にのれんをかける」というコンセプトのもと、秋田市に位置する牛島商店街にて実施されたアートプロジェクト。商店街10箇所に設置されたのれんをめくると、閉店したお店のエピソードが書かれています。開催期間中には、赤いのれんを目にした地域の人々が立ち止まり、めくってエピソードを読んでいる様子が見られました。商店街の昔を知る人々は自らの記憶を語り、若い世代はそうした記憶に触れるきっかけになったようです。様々な反応を頂き、地域にアートプロジェクトが介入する難しさに試行錯誤しながらも、こうして開催できたことは大きな学びとなりました。
*アートプロジェクト「うしじまのれんめぐり」は、学外を対象に社会的な実践を行う実習科目「複合芸術実習3」において、中須賀愛美(本学大学院修士課程2年)が取り組んだ活動。
【開催概要】
日時:2019年10月18日(金)から10月25日(金)
場所:秋田市牛島商店街
イベント:のれんめぐりツアー
・10月20日(日)14:30〜 ・10月22日(火)14:30〜
※参加希望の方は羽後牛島駅に集合してください。
企画:中須賀愛美(秋田公立美術大学大学院修士課程)
協力:牛島商店街、商店街にゆかりのある皆様
後援:秋田公立美術大学